- 食パン1枚の場合
- 食パン1斤(ひとかたまり)の場合
- ロールパンなどの小さなかたまりの場合
などそれぞれによって数え方が違います。
この記事では、breadが不可算名詞である理由やパンの状況別数え方を紹介します。
この記事を読めば、ややこしい英単語である「bread」の使い方がわかり、上手な英語表現ができるようになりますよ!
- breadの適切な使い方が知りたい
- 食パン1枚・1斤の英語での違いがわからない
- メロンパンやカレーパンの数え方を知りたい
1.breadは単数形。その理由
パンの英語である「bread」は不可算名詞であり、基本的に単数形で用います。
英語では液体や気体などの形が明確に決められないものが不可算名詞として扱われます。
そのため、食パン1枚や1斤、さらにはちぎった1切れなど様々な形をとる(形がはっきりしていない)ため、不可算名詞となります。
同様の理由でsalt(塩)やcheese(チーズ)なども英語では不可算名詞です。
2.状況別パンの数え方
- 食パン1枚(切られた状態)を数えるとき
- 食パン1斤(切る前のかたまりの状態)を数えるとき
- ロールパンや菓子パンなどを1個2個と数えるとき
ここでは、英語では形が一意に定まらないとされる「パン」を数える方法を状況別に紹介します。
英語で不可算名詞を数える際の共通パターンは、「形を与えて、その『形』の数を数える」です。
(1)食パン1枚(切られた状態)を数えるとき
食パンを1枚2枚…と切られた状態で数える時は「a slice of bread」と表現します。
How many slices of bread do you eat for breakfast? (朝ごはんに食パンを何枚食べますか?)
(2)食パン1斤(切る前のかたまりの状態)を数えるとき
食パンの切る前のかたまりを1斤2斤と数える時は、「a loaf of bread」と表現します。
Could you get me a loaf of bread on the way home?(帰りに食パン1斤を買ってきてくれませんか?)
(3)ロールパンや菓子パンなどを1個2個と数えるとき
ロールパンやカレーパン、菓子パンなどの小さなパンを1個2個と数える時は「a piece of bread」と表現します。
I am dying to eat a piece of curry bread.(死ぬほどカレーパンが食べたい)
日本語の感覚で1個2個と数えるパンにはpiece(s)を用いると良いでしょう。
最後に
この記事では、breadが不可算名詞である理由やパンの状況別数え方を紹介しました。いかがでしたか?
英語の可算or不可算名詞の識別は日本人英語学習者にとって厄介なものですが、身につけることで強力な武器となります。どんどん覚えていきましょう!
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