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【対策ノート公開】リンガスキルを3日で対策する方法を紹介【受験体験】

この記事では、英語資格の1つであるリンガスキルについて受験した体験を踏まえて紹介します。

本記事で紹介する対策方法によって、筆者は初受験で165点(CEFR B2)のスコアを獲得することができました。

対策に要した期間は3日ほどなので、誰にでもサクッと出来るような対策となっています。

対策の紹介では、対策の際にまとめていたノートを公開しながら紹介しますので必見です!

本記事は、以下のような方に向けた記事となっています。

  • リンガスキルの受験を考えている人
  • リンガスキルの点数が就職活動などで必要な人

リンガスキルとは?

概要

リンガスキルとは、ケンブリッジ大学英語検定機構が開発した、国際基準CEFRレベルを迅速に判定できるオンライン型の英語4技能テストです。

リンガスキルを受験すると、CEFRと呼ばれる、英語の技能を評価する国際的な指標での自分のレベルを知ることができます。

CEFRはA1~C2のレベルまで指標があり、リンガスキルではこのうちA1~C1 or above(C1またはそれ以上)のレベルまでの評価が可能です。

段階CEFR能力レベル別に「何ができるか」を示した熟達度一覧
熟達した言語使用者C2聞いたり読んだりした、ほぼ全てのものを容易に理解することができる。いろいろな話し言葉や書き言葉から得た情報をまとめ、根拠も論点も一貫した方法で再構築できる。自然に、流暢かつ正確に自己表現ができる。
C1いろいろな種類の高度な内容のかなり長い文章を理解して、含意を把握できる。言葉を探しているという印象を与えずに、流暢に、また自然に自己表現ができる。社会生活を営むため、また学問上や職業上の目的で、言葉を柔軟かつ効果的に用いることができる。複雑な話題について明確で、しっかりとした構成の詳細な文章を作ることができる。
自立した言語使用者B2自分の専門分野の技術的な議論も含めて、抽象的な話題でも具体的な話題でも、複雑な文章の主要な内容を理解できる。母語話者とはお互いに緊張しないで普通にやり取りができるくらい流暢かつ自然である。幅広い話題について、明確で詳細な文章を作ることができる。
B1仕事、学校、娯楽などで普段出会うような身近な話題について、標準的な話し方であれば、主要な点を理解できる。その言葉が話されている地域にいるときに起こりそうな、たいていの事態に対処することができる。身近な話題や個人的に関心のある話題について、筋の通った簡単な文章を作ることができる。
基礎段階の言語使用者A2ごく基本的な個人情報や家族情報、買い物、地元の地理、仕事など、直接的関係がある領域に関しては、文やよく使われる表現が理解できる。簡単で日常的な範囲なら、身近で日常の事柄について、単純で直接的な情報交換に応じることができる。
A1具体的な欲求を満足させるための、よく使われる日常的表現と基本的な言い回しは理解し、用いることができる。自分や他人を紹介することができ、住んでいるところや、誰と知り合いであるか、持ち物などの個人的情報について、質問をしたり、答えたりすることができる。もし、相手がゆっくり、はっきりと話して、助けが得られるならば、簡単なやり取りをすることができる。

引用:CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)

TOEICやTOEFLと比べるとマイナーな英語資格テストですが、大学入試や就職活動などで活用が可能です。

以下は、公式サイトで紹介されているリンガスキルの活用方法の例です。

大学入試で活用できます!
ケンブリッジ英語検定4技能CBT「リンガスキル」は2023年度入試<一般選抜>で、上智大学、立教大学、中央大学、金沢大学等、下記のリンクに記載のある大学で活用できます。
これらの大学を志望されている方は、ぜひ受検をご検討ください。
※利用できる学部・学科、自宅受検のスコアの可否などの詳細は、必ず各大学の入学者選抜要項でご確認ください。リンガスキルを2023年度入試<一般選抜>で活用できる大学 
日本航空株式会社(JAL)が自社養成パイロット採用でリンガスキルを活用
2024年4月入社自社養成パイロット採用でもリンガスキルが活用されています。
リンガスキルのSpeakingでCEFR B2以上を取得すると英会話試験が免除されます。試験受検から結果返却まで2週間かかりますので(自宅受検の場合)、早めのお申し込みをおすすめします。
詳しくは日本航空株式会社の採用ページ(https://www.job-jal.com/)と、以下のニュースリリース(2022年03月1日当時の内容)をご確認ください。JAL、自社養成パイロット選考に ケンブリッジ英語検定4技能CBT『リンガスキル・ジェネラル』の活用を拡大 ~CEFR B2レベル以上の取得者には英会話試験を免除~

CEFRにおける自分のレベルを知りたい方や、大学入試などを有利に進めたい方は受験必須の資格ですね。

実際に受けた結果と感想

私の受験結果は以下の通りでした。

  • 受験内容:リンガスキルジェネラル スピーキング
  • 受験結果:165点 CEFR B2レベル

※個人情報の観点から、受験日を伏せております。

期待していた以上の点数だったので、とても嬉しかったです!

受けてみた感想としては、「意外と小手先の対策が通用する試験だな」という思いを抱きました。しっかり対策すれば、英語に苦手意識があったとしてもそれなりの点数が取れると思います。

リンガスキルの対策方法。これでB2はいける!

165点を達成するために行った対策を紹介します。対策の基本方針は「試験に向けての武器フレーズをとにかく増やす」ということを意識していました。

受験してみて実感したのですが、リンガスキルという資格は割と付け焼刃の対策が通用する資格です。あまり大きな声では言えませんが。そのため、事前対策はとても重要です。

対策の流れは以下です。流れに沿って対策方法の詳細を紹介します。私が受験したのがスピーキングのみなので、スピーキングの対策方法を例として紹介します。

  1. どのような問題が出るかを知る
  2. それぞれの問題対しての回答フレーズを作成する
  3. 作成したフレーズを何度か音読して口になじませておく

(1)どのような問題が出るかを知る

最初にすることは、出る問題の把握です。まずは敵を知りましょう。

リンガスキルの試験で出題される問題例は公式サイトで確認することができます。サンプル問題があるので、とりあえず受けてみましょう。

いきなりだと難しくて落ち込んでしまうかもしれませんが、大丈夫です。まだ慣れていないだけです。

スピーキング試験の場合、Partが合計5つあります。

問題内容
Part1:インタビュー自分自身の質問8つに対して回答する。最初の2問は評価されない。回答時間は10秒または20秒
Part2:音読短めの1文を音読する問題が8問
Part3:プレゼンテーション与えられたテーマ1つに関しての40秒のスピーチを行う。回答準備時間は1分
Part4:グラフを用いたプレゼンテーショングラフや図が与えられ、それについてのスピーチを行う。1分でグラフや図を理解して、1分で回答
Part5:ロールプレイ1つのテーマに関する5つの質問に回答する。テーマ内容を40秒で読み、質問回答時間はそれぞれ20秒

「へー、こんなもんなのか」といった程度の、問題形式の把握のみでOKです。なぜならば、リンガスキルにおいて出題される問題のレベルは受験者の回答状況によって変わるからです。

試験が進むにつれて、受験者の回答が高得点であるとそれに応じて問題のレベルが上がっていきます。また、逆も然りです。

(2)それぞれの問題に対しての回答フレーズを作成する

問題内容の把握が完了したら、おおよその回答例を準備しましょう。

以下の写真は、私が回答フレーズの作成においてまとめたノートの写真です。個人情報に関わる部分は伏せさせていただいております。

Part1のフレーズ作成では、名前、趣味、英語を勉強する理由、仕事などについて事前に答えられるようにしておきましょう。

そして、最も対策の効果がでるのがPart4です。ノートに記載されているように、

  • スピーチの流れ
  • グラフに言及するときのフレーズやグラフの特徴の説明のフレーズ
  • グラフが何を示しているのかを話す方法

などをフレーズ化してしまいます。ここを如何に準備しておくかで点数が大きく変わってきます。

逆に、Part3やPart5はあまりフレーズ準備はできないので特にやることはありません。

(3)作成したフレーズを何度か音読して口になじませておく

そして最後に、それらを何度か音読します。これで対策は終わりです。

音読の際のポイントとして、制限時間いっぱいしゃべることはとても重要です。20秒の回答時間ならば、20~25秒分くらいの回答フレーズを用意しておくと良いです。

なぜなら、リンガスキルの採点の傾向として、回答時間をフルに使って英語を話すことで得点が高くなる傾向にあるためです。

そのため、この準備段階で十分な量のフレーズや回答案を用意して音読しましょう。

音読の回数の目安は、1文につき5回くらいです。それくらいやれば、口も覚えると思います。

スピーキング力の底上げはオンライン英会話で行う

最後になりますが、スピーキング力の底上げはオンライン英会話で行っていました。

ここまでに紹介した対策方法で、おそらく20点ほどはスコアアップが期待できます。しかし、それ以上を求めるならばやはりスピーキング力の底上げが必要です。

スピーキング力の底上げに最も効率的かつ効果的なのはオンライン英会話です。やはり、とにかく英語を話す。練習する。これに尽きます。

私はレアジョブ英会話 を使って練習を行っていました。

レアジョブ英会話では、無料登録後に日本人講師と英会話学習の方向性や悩みを相談することができます。私はこれがとてもよかったです。

  • 続けるためにはどうしたらよいか
  • どのような目的で英会話を勉強したいのか、そのためにはどのようなコースが良いのか
  • 最終的にどのようなレベルに到達していたいのか
  • どれくらいのペースで学習していきたいか

などの悩みに対して、細やかに共感・アドバイスしてくれました。そのおかげで、オンライン英会話を始める前の億劫さがかなり減り、スムーズに学習を始めることができました。

特に、コース選びについては大変参考になりましたね。以前、別の英会話サービスでコース選びを迷いすぎた挙句、始める前に断念してしまった経験があったのでそのような過ちを繰り返さずに済みました。

このように、レアジョブ英会話は「始めたいとは思っているけど、なかなか最初の一歩を踏み出せない」「オンライン英会話が続かないのが悩み」という人にこそおすすめのサービスです。

yamu
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最後に

本記事では、リンガスキルのスピーキング試験の対策方法を紹介しました。いかがでしたか?

リンガスキルはややマイナーな英語資格ですが、これからどんどんポピュラーな英語資格になる可能性もあるので受けておくといいかもしれません。

本記事を参考に、高得点目指してがんばってください!



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