- TOEICリーディングで問題文の先読みをすべきかどうかわからない人
- TOEICリーディングで時間が足りない人
- TOEICリーディングで高スコアを取りたい人
1.TOEICリーディング問題文を先読みすべきかどうか
問題文の先読みはしちゃダメなの?
改めての結論ですが、TOEICリーディングでは問題文の先読みはすべきでないです。
問題文を先読みすると、逆に解答に時間がかかってしまいます。
さらには、問題の理解度も下がってしまうので正答率も低くなってしまいます。
「長文読む→問題文読む&解く」の流れが鉄則
TOEICリーディングでは、長文を読んでから問題文を読む・解く、という基本の流れ鉄則です。
TOEICの長文問題は長文全体を理解できているかを試す問題が揃っているのが特徴です。
そのため、問題文の先読みで楽に解こうとすると逆に解くのが難しくなってしまいます。
2.先読みをしない方がいい理由3つ
- 先に問題文を問題の理解がしづらくなる
- 脳がその情報しか探さなくなる
- 何回も視線を移動させることになるので帰って時間がかかる
ここでは、TOEICリーディングにおいて問題文を先読みしない方がいい理由を3つ紹介します。
(1)先に問題文を読むと長文内容の理解がしづらくなる
問題文の先読みは長文の理解を妨げてしまいます。
先読みすることで、長文を解く上で不要な情報や先入観が入ってしまうためです。
TOEICはマークシート式の選択問題なので、問題先に読むことで答えのヒントが見つかる可能性があります。
しかし、同時に間違ったヒントも得てしまうことは忘れてはいけません。
問題の選択肢4つのうち3つは間違った解答です。そのため、正しいヒントの3倍の間違ったヒントを手に入れてしまいます。
(2)脳がその情報しか探さなくなる
2つ目の理由は、問題文を先に読んでしまうことで脳がその情報しか探さなくなることです。
TOEICリーディングでは、長文に含まれている単語がそのまま問題の選択肢にも含まれていることは少ないです。
多くの場合は、似たような意味を持つ別の単語で言い換えられた選択肢となっています。
しかも、その他の誤答の選択肢については逆に長文に含まれている単語を用いるパターンもあります。
(3)何回も視線を移動させることになるのでかえって時間がかかる
3つ目の理由は、先読みは多くの視線移動によって逆に時間がかかってしまうことです。
問題文を先読みすると、長文と解答選択肢を何度も行き来することになるため、逆に時間がかかってしまいます。
時間を節約するための問題文先読みは結局時間浪費につながってしまいます。
3.TOEICリスニングでは先読みすべきなの?
ここまではTOEICリーディングについて問題文先読みの是非を説明しました。
ですが、TOEICリスニングにおいてはどうなのでしょうか?
この疑問への答えは、「TOEICリスニングでは問題文は先読みすべき」です。
この理由については以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。
最後に
この記事では、TOEICリーディングでは問題文の先読みはしない方がいいという点とその理由について紹介しました。
結局のところ、「長文を読んでから問題を解く」という基本の流れが最も早く正確に問題を解くことができます。
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