- find
- realize
- aware
- notice
- recognize
- perceive
などの単語があります。
- オックスフォード英英辞典 第4版
- オンラインコーパスサイト「SkeLL」
を参考にしています。
そのため、ネイティブならではの使い分けに近いものを紹介しており、英語脳を身につけるのに役立つこと間違いなしです!
- 「気づく」を英語で表現する際の使い分けが知りたい
- いくつもある「気づく」の英語の違いや使い分け方法を知りたい
- 英語脳を作ってスラスラ英語を使いこなせるようになりたい
find:偶然気づくor努力や調査によって気づく
意味 | discover (something/somebody) unexpectedly or by chance; come across discover something/somebody by searching, inquiry or effort 引用:オックスフォード英英辞典 第4版 (一部のみ) |
他との使い分け | 偶然気づく、努力や調査によって気づく |
[引用:オックスフォード英英辞典 第4版]The helicopter was found six days later.(そのヘリコプターは6日後に発見された)
[引用:Skell]
findは「偶然や予期せずに気づく、遭遇する」という場合や「努力や調査によって気づく、発見する」という意味を持つ動詞です。
単語がくることも多いです!
- find A 形容詞:Aが(形容詞)とわかる・気づく
- find A to do(doing):Aが〜するのをわかる・気づく
など様々な形で用いられます。必ず押さえておきましょう!
findの関連語・類義語
(https://skell.sketchengine.eu/#result?f=thesaurus&lang=en&query=find)
findの関連語・類義語にはseeやmake、knowなどがあります。
多くの基本動詞が並んでいるのが特徴的ですね。
realize:思考によって認識する・理解する
意味 | (not used in the continuous tenses) be fully aware of or accept (something) as a fact; understand 引用:オックスフォード英英辞典 第4版 |
他との使い分け | 思考によって認識する・理解する |
[引用:オックスフォード英英辞典 第4版]I realized watching team sports is dull.(チームスポーツを見るのはつまらないと気づいた)
[引用:Skell]
realizeは「思考によって認識する・理解する」という意味を持つ動詞です。
目的語にはthat節(realize that ~)や疑問形(realize why ~ など)をとることが多いことがポイントです。
realizeの関連語・類義語
(https://skell.sketchengine.eu/#result?f=thesaurus&lang=en&query=realize)
realizeの関連語・類義語にはwantやknow、believe、think、decideなどがあります。
thinkやbelieveなどの「思考」に関連した単語が多いのが特徴です。
realizeには「実現する・実行する」といった意味もあるので、それに近いwantやdecideなども並んでいます。
aware:気づいている状態
意味 | having knowledge or realization of somebody/something well-informed; interested, especially in current events 引用:オックスフォード英英辞典 第4版 |
他との使い分け | 気づいている状態 |
[引用:オックスフォード英英辞典 第4版]I am aware that those are more expensive.(私はそれらはより高価であると気づいている)
[引用:Skell]
awareは「気づいている状態」を表す形容詞です。
そのため、「気づく」を表現する際には「become aware of/that ~」という形で表現することが多いです。
awareについて押さえておきたいポイントは、ofやthat節を伴って用いることが多い点です。
「be aware of ~(~に気づいている)」はイディオムの1つとして覚えておいても良いかもしれません。
awareの関連語・類義語
(https://skell.sketchengine.eu/#result?f=thesaurus&lang=en&query=aware)
awareの関連語・類義語にはinterestedやwilling、able、responsibleなどがあります。
awareにはinterestedと近い意味の「関心がある/寄せている」という意味もあります。これも押さえておくと良いでしょう。
notice:見て/聞いて/嗅いで 気づく
意味 | become aware of (somebody/something); observe 引用:オックスフォード英英辞典 第4版 |
他との使い分け | 見て/聞いて/嗅いで 気づく |
[引用:オックスフォード英英辞典 第4版]He noticed local security was extremely tight.(彼は局地警戒部隊がとても強固であると気づいた)
[引用:Skell]
noticeは主に視覚や聴覚などの「五感を通して気づく」という意味を持つ動詞です。
that節や「notice A doing(notice A do)」といった形を用いることが多いです。
後に紹介するperceiveとかなり近い意味を持っています。
noticeの関連語・類義語
(https://skell.sketchengine.eu/#result?f=thesaurus&lang=en&query=notice)
noticeの関連語・類義語にはknow、see、like、want、thinkなどがあります。
recognize:他との違いに気づく、知っているものを再認識する
意味 | (not used in the continuous tenses) be able to identify (somebody/something that one has seen, heard, etc before); know somebody/something again be prepared to admit or be aware of (something); realize 引用:オックスフォード英英辞典 第4版 |
他との使い分け | 他との違いに気づく、知っているものを再認識する |
[引用:オックスフォード英英辞典 第4版]Children recognize differences very early in life.(子供は生まれてからのかなり早いうちに違いを認識する)
[引用:Skell]
recognizeは「他との違いに気づく、知っているものを再認識する」という意味を持つ動詞です。
「見分ける・識別する」といったイメージがあり、比較対象や前提の知識があるものに対して「気づく」と表現する際に用いられます。
上の表の意味欄でも述べられている通り、recognizeは現在進行形で用いることはありません。「I am recognizing ~」という形で用いると誤りとなりますので、注意しましょう。
recognizeの関連語・類義語
(https://skell.sketchengine.eu/#result?f=thesaurus&lang=en&query=recognize)
recognizeの関連語・類義語にはknowやunderstand、identifyなどがあります。
また、関連語の一つに並んでいるrecogniseはイギリス英語での綴りです。recognizeはアメリカ英語での綴りとなっています。
perceive:見て/聞いて/嗅いで 気づく(noticeよりやや硬い表現)
意味 | become aware of (somebody/something); notice; observe 引用:オックスフォード英英辞典 第4版 |
他との使い分け | 見て/聞いて/嗅いで 気づく(noticeよりやや硬い表現) |
[引用:オックスフォード英英辞典 第4版]What we perceive is thus fundamentally subjective.(それゆえ我々が知覚するものは基本的に主観的なのだ)
[引用:Skell]
perceiveは「見て/聞いて/嗅いで などの五感を通して気づく」という意味を持つ動詞です。
先ほど紹介したnoticeとほぼ同じ意味を持ちますが、perceiveはnoticeと比較するとやや硬い表現です。
実際、perceiveは「知覚する」と硬めの表現で訳されることも多いです。
perceiveの関連語・類義語
(https://skell.sketchengine.eu/#result?f=thesaurus&lang=en&query=perceive)
perceiveの関連語・類義語にはunderstand、associate、regardなどがあります。
最後に
この記事では、「気づく」の英語であるfind/realize/aware/notice/recognize/perceiveの違いや使い分けを紹介しました。
似た意味を持つ英単語同士の違いを知ることは、ネイティブの言葉の認識やグルーピングを知ることにつながり、英語脳の形成・発達が期待できます。
以下の記事では、「褒める」の英語であるpraise/admire/applaudの違いを解説しています。合わせてご覧ください。
「褒める」の英語ってpraiseとかadmireとか色々あるけど、何が違うんだろう…?「褒める」の英語はいくつもあり、どれを使えばいいか迷うことも多いのではないでしょうか。実際、Googleで「褒める 英語」と検索すると […]